◾️福井豪雨から20年‼️
2004(平成16)年7月18日の朝、豪雨が足羽郡美山町を襲いました。5時10分〜6時10分の1時間降水量は96mm、1日の降水量は285mmに達しました。今でいう線状降水帯だったのでしょう。
上の写真は、旧河原(こうばら)橋付近のピークから3mほど落ちたとき東河原から撮ったものです。中央右は美容室で「1階の天井まで水が来て、2階に避難した。橋が倒れてなかったら家ごと流されてた」と店主の藤田孝幸さん。前の道路も、クルマも流されました。流木が橋に引っ掛かり、水が横に流れたのです。
この2枚は、当店(上)と今のガレージ前の県道2号線(下)です。店舗兼住宅は床下浸水し、道路には流木が横たわっていました。急ぎ帰省して泥上げをしてると、親父がTVのインタビューを受けていました。よく見るとラッシャー板前さんでした。続いて筆者が受けました。小宮悦子さん司会のテレビ朝日の午後のワイドショーでした。
この写真は、店から100mほど上手のスロープ入川路の辺りです。道路標識は曲がっていますが、今もこの位置に標識があります。恐ろしい濁流ですが、皆さまはイメージできるでしょうか?
これは、上新橋のたもとにある福井豪雨のモニュメントです。JR越美北線の鉄橋は、美山町内で4か所の鉄橋が流されました。そのうちの7号鉄橋の橋台とひん曲がったレールを展示してあります。よく復旧できたと思います。
皆さま、いかがだったでしょうか。全くご存知ない新しいお客さまや、記憶が遠くなった方もいらっしゃると思います。いま一度、風化させないために記事にしました。
現在、池田町の支流で導水型のダムを造っています。100年に一度の豪雨がまた来たとき、大丈夫でしょうか? 福井市街地は守られるでしょうが、たまらず放水したときに私ども直下に住む者にとっては心配です…。
※上4枚の写真は、藤田孝幸氏所蔵の複写
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