足羽川ダム工事現場の見学
下池田の部子川で工事中の足羽川ダムの見学会(美山公民館下味見分館主催)に行って来ました。令和11年の完成を目ざしてコンクリート打設の真っ最中で、堤高96mの半分ほどの高さになっていました。完成すると堤頂長351mになります。
このダムは福井市街地を大規模水害から守ることを目的としています。普段は水を貯めず、洪水専用の流水型で、同種としては日本最大級だそうです。また水海川から導水路でダム上流に流し込みます。
洪水時はゲートを閉めて水を貯めることで、足羽川本流の水位は3m下がるとのことです。
想定降水量は、平成16年の福井豪雨が基準になっているようです。異常気象で豪雨が頻発している今、本当に大丈夫でしょうか?また足羽川本流は何倍も水量が多い筈ですが、こちらは何の制限もなく増水します。国交省の方に質問したところ、見直していくとのことでした。
最後に、アユの釣り人にはイメージが悪いので "部子川ダム" に名称を変えて欲しいと頼みましたが、断られました笑。
なお、月〜木は夜ライトアップし2交代で夜遅くまで工事しており観ることができるそうです。
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