福井・冬の味覚 ズボガニ
越前ガニもシーズン最後になりました。でもとても高価で、庶民には手が出ません。そこで、小生はメスであるセイコガニをいただくことになります。しかしセイコも12月末で漁期が終わりました。
ここで、ズボガニの登場です。ズワイガニは何度も脱皮を繰り返し大きくなりますが、脱皮したてのカニを福井ではズボガニと呼びます。身が越前ガニの7~8割しかなく、味噌もありません。したがって脚肉もずぼっと抜けるのでこの名前がついたようです。一般的には水ガニと呼ばれています。漁期は2/20~3/20のたった1か月しかありませんし、県外にはあまり出荷されないようです。
実は昨日このズボガニを食べました。水っぽいので味は淡泊ですが、ともかく大きく越前ガニなら「極」クラスでした。これが1杯1万円しないで食べられ、おなか一杯になりました。なんといっても越前ガニの3分の1程度の費用ですみ、当然お酒も進んでしまいました笑。
お客さまは夏にご来県の方が多いと思いますが、ぜひ冬の味覚もお楽しみください!
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