半夏生で焼きサバ
今日7/1は、梅雨が終わるころとされる半夏生(はんげしょう)でした。福井県の大野市を中心に丸焼きにしたサバを食べる風習があります。これは、江戸時代に大野藩の殿様が田植えで疲れた民の夏バテを防ごうと、海沿いの飛び地にある領地からサバを取り寄せたことが始まりだそうです。土用の丑の日にウナギを食べるのと似ています。小生の祖母も母も大野出身で、当地はかつて大野郡だったことから我が家でも焼きサバをいただきます。写真は中型で、33㎝ほどあります。若狭の小浜から京都にサバを運んだ鯖街道はご存知だと思いますが、子どものころ普段の食卓でもよくサバの丸焼きが出ました。一人一匹ですよ! 関東の人はびっくりされます。それだけ福井県民はサバを食べますが、県内でも近年はノルウエー産がのしています。
余談:ではなぜ地勢に関係なく当地が大野郡だったのか? 殿様がここは美味しいアユが捕れるから、どうしても領地にしたかったらしいです。殿様、やりたい放題ですね笑笑。
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