◾️書籍(新幹線専門誌)のご紹介
左:表紙 右:500系のエクステリアデザイン記事1ページ目
釣りファンの中には、鉄ちゃん(鉄道マニア)の方もいらっしゃると思います。乗り鉄•撮り鉄•呑み鉄などありますが、小生は若いころ新幹線電車のデザインを担当しました。JR西日本の500系という車両です。ちょうど30年前に開発し、のぞみ号として当時世界最速の300km/hでの営業運転をし東京ー博多間を4時間台で結びました。
ヨーロッパと違い、日本の新幹線は地盤が柔らかい扇状地を民家の屋根をかすめて走ります。また、山陽区間はトンネルが多くあります。従って、厳しい騒音基準値をクリアしなければなりません。車両のエクステリア(外装)デザインも大きく関わってきます。
今日は、"新幹線エクスプローラー"72号(イカロス出版)という雑誌に、春に取材を受けた記事が掲載されましたのでご紹介します。そろそろ書店の店頭に並ぶころと思います。どのようにして先頭形状やボディ断面形状が開発されたのかが、素敵な写真や解析などの図版とともに解説してあります。
「"オトリ屋のおんちゃん"も変わった人生やな」と思ってくだされば本望です。
雑誌は1,980円と高価ですが、機会があればご高覧ください。
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