SAGAMIHARA REPORT

今回は、自宅がある相模原市の橋本駅付近のリポートです。以前にも書きましたが、相模原市は神奈川県で横浜市、川崎市に次ぐ3番目の政令指定都市で、福井県とほぼ同じ人口があります。
自宅の最寄駅は橋本駅で、JR東日本横浜線•同相模線•京王相模原線が乗り入れています。今度そこにJR東海のリニア中央新幹線が止まることになりました。品川駅〜名古屋駅は2027年開業、新大阪までは2045年の開業予定です。開業すると、橋本駅〜品川駅は、現在電車を乗り継ぎ1時間30分ほどかかりますが、なんと9分で行けることになります。ちなみに品川駅〜名古屋駅は約40分で結ばれ、新大阪駅までは67分で、東海道新幹線のぞみ号の半分以下の速達と試算されています。
それで橋本駅南口の周辺は、駅の工事が真っ盛り(写真上の中央左)です。ここから品川駅までは地上権が及ばない地下深深度を通り、一度も地上に出ることはないそうです。なにせ地下30mに駅ができるため、幅50mにも及ぶでっかい穴が掘られています(写真下の中央)。ご覧のようにすごい工事です。先日もこの穴の中で、JR東海の社長さんが来てコンサートを開催したとの報道がありました。
でも、周辺ではさほど盛り上がっている様子はありません。福井駅やその周辺の来春の北陸新幹線の敦賀延伸で大盛り上がりに対して、雲泥の差です。筆者が思うに、現橋本駅はJR東日本などで、リニア中央新幹線はJR東海だからでしょうか。そうなんです、JR東海にはこの付近に現在資産がなく、ポスターもただでは貼れないのです。
リニア中央新幹線は、東海道新幹線の混雑緩和のほか、東海地震などのときにバイパス路線になるため必要です。でも、静岡県が大井川水系の水が減ると反対し、JR東海は2027年の開業は難しいと言っています。とても残念です。確かに静岡県に停車駅はなく、県域端を線路が通るだけです。しかし、現代の土木技術を持ってすれば、自然環境の破壊は最小限に食い止められるのではないでしょうか。どうかご理解をいただきたいと思います。静岡県にお住まいのお客さまも、よろしく応援のほどお願いいたします。

足羽川田中商店ホームページ

福井県の足羽川中上流にある遊漁証やおとり鮎、釣り具のお店です。足羽川の日々の状況や釣り情報など発信します。 2019年2月にリニューアルオープンしました。皆さんのお休み処としてもご利用ください。 〒910-2471 福井市西河原町10-35 代表 田中博文 電話 0776-90-3343

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