クルマの塗装 🚙

今回は、クルマの塗装の話です。上の写真は小生のゲタ代わりですが、右のフェンダーと前後ドアを5月に自分で塗装しました。鮎シーズンが始まったためそのままにしておいたのですが、暖かいうちにと思い今日コンパウンドで磨きました。
クルマを使っていると色んなことがあるものです。フェンダーは農道で脱輪したとき手を掛け上げたもので変形し、前端も錆びて来ました。前ドアは車庫でドアを開けた状態でクルマが動き出し、柱に当たり凹みました。後ろドアはエアコンプレッサーのホースが外れ、踊ったホースジョイントが当たり凹ませました。
これだけ揃うと直したくなるものです。下の写真のように、パテ埋めし研いだあとマスキングしてスプレーで塗ります。何が面倒かといって、ミラーやドアハンドルの外しです。内張りを剥がして、リンケージやハーネスを外さなければなりません。マスキングも面倒です。
塗装は、錆止め•下地塗り(プライマーサフェーサー)→研ぎ→中塗り3回(アクリル系メタリック塗料)→トップコート2回(二液性ウレタンなどのクリア塗料)→磨き、という工程です。ゴミ付着やタレ•ユズ肌が発生すれば研いでやり直しです。このようにムチャ手間がかかります。
こんな楽しくも、とても根気がいる作業です。でも同好の士がいまして、勇気づけられています。実は京都府のお客さまで、以前は軽乗用車をご自分でカスタマイズしていました。今回、なんとジムニーを白からオリーブドラブ色の艶消しにオールペン(全塗装)したというのです。
小生の場合は、傷んだので仕方なくリペアのための同色塗装でしたが、これは前向きなカスタマイズ塗装です。なんでも、タカラ塗料の水性アクリル系のマット塗料を「ペンキ屋くん」というコンプレッサー要らずの簡易ガンで吹いたそうです。うーん、きれいに塗れていますね。近ごろ市販車でもオリーブ色の設定が増えて来ましたが、すべて光沢仕上げで中にはパール仕様のものもあります。やっぱり、オリーブ色は艶消しですよね。また、よく見るとオーバーフェンダーが追加してあったり、スペアタイヤがホワイトレターになっています。
そういえば、越前市からのお客さまで軽トラを自分で同じオリーブ色の艶消しにされた方もいました。こちらもプロ並みの仕上がりでした。艶消しはトップコートやコンパウンドでの磨きが不要なので、その分工程が減る利点もありますね。
今回はちょっとマニアックでしたが、皆さん手間を惜しまずに楽しんでますね。好きじゃなきゃできませんが、業者に出す5〜10分の1ぐらいの費用で済んでいるのではないでしょうか。共通点は、どなたも中古車ということです。小生には新車を塗装する根性はありませんし笑。

足羽川田中商店ホームページ

福井県の足羽川中上流にある遊漁証やおとり鮎、釣り具のお店です。足羽川の日々の状況や釣り情報など発信します。 2019年2月にリニューアルオープンしました。皆さんのお休み処としてもご利用ください。 〒910-2471 福井市西河原町10-35 代表 田中博文 電話 0776-90-3343

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